ホーム お問い合わせ


ホーム
トップメッセージ
トピック  


教育・文化
 アリアハンの歴史
 ルビスの伝説
 ロトの伝説

 歴代勇者の伝説
 ラーミアの伝説
 レーベ兵学校


観光案内
 アリアハン城
 アリアハン城下町
 レーベ村
 豊かな自然
 ナジミの塔
 岬の洞窟  


魔王バラモス対策
 勇者募集
 兵士募集
 世界の王国と諸地域
 魔物情報


アリアハン王宮楽士隊
お問い合わせ



 

 ラーミアの伝説は次のように伝えられている。

 

  ラーミア 正史『精霊ルビス伝』より

神話は語る。 伝説の怪鳥ラーミアと魔峰オーブと谷の物語を。

 雲を貫き蒼穹に屹立せる秀峰オーブ。「魔の山」オーブはイデーンに属するものではない。その頂は神々の住まう天界に届き、見えざる裾は、はるか地上に広がっていた。オーブそれ自体ひとつの結界であって、天地イデーンのどこにもとらわれぬ独自の存在なのである。

 

 

 巨鳥ラーミアはもと神々の乗り物であった。ミトラそのひとはいざ知らず、天にある神々の全てが充分に高い能力を持っていたわけではない。だかかつてはどんな神であっても、ひとたび七色の尾を持った巨鳥の背に跨れば、天地の境を越えて行き来することができた。
 地上の人々が身近に神の姿を見聞きし、親しみと畏れを共に感じている時代があったのである。平穏な豊かな時代であった。

 

 ところがある時、天に不幸な諍いが持ち上がった。ひとりの美しい女神を巡って恋の鞘当てと、血気にはやったある若者の罰当たりなことばが災いして、考え浅い神々のみにくい対立を生み、天に暮らすことのできなくなった何名かが、身勝手にも地上を目指したのである。

 

 この騒乱を介助したのは他ならぬラーミアの飛翔能力であった。ミトラは憂えて英断を下した。二度とのこのようなことがないようにラーミアを滅ぼしてしまおうとお考えになった。手当たり次第に捕らえては七色の鳥を呑みこんだのだ。
 これをみて旨を痛めたのがまだ年若い乙女であった慈悲の女神ラムプロローグスである。一匹のラーミアを胸懐に隠して天の隅まで逃げ出した。


───が、ミトラのまなざしより逃げきることができるわけもなく、ラムプロローグスは救いし鳥を父に託した。鳥は彼女の父、寛容の神オーヴェンスの内懐に逃げ込んだのである。この時、鳥が彼女の首飾りに蹴爪をひっかけたので、七色の宝石がばらばらになって共に入った。あまりにも勢いこんで投げたため、オーヴェンスのからだは裏返しになりどこまでもどこまでも膨れ上がり、天を突き抜け、雲を破り、遥かイデーンにまで達し、立ちはだかるひときわ高い山に刺さって抜けなくなった。
 乙女ラムプロローグスの純情なる涙と苦し悶えるオーヴェンスの姿にミトラ神も胸を痛め、オーヴェンスのからだの反転した部分をうまく天から切り離してやった。そして救い出されたラーミアはそのまま見逃してやることにした。

 

 ラムプロローグスの選んだ鳥は、たまたまその体内にいまにも生まれんとする卵を持っていたのである。巨鳥は決して子だくさんな性ではなかったが、その寿命が不死と呼ばれるほど長かったため、幾百幾千の年月の間にはすこぶる増えた。
 天を追われて後、ラーミアは何者にも縛られることはなかった。ただオーヴェンス、ラムプロローグスの父娘には多大な恩義を感じ、オーヴェンスの血肉であった場所とラムプロローグスの七色の首飾りに敬意を払うことを定められているのだ。

 

 

 

 ゆえに魔峰オーブの谷はそれ自体ラムプロローグスの首飾りから発していた。ミトラ神がオーヴェンスのからだを切った時凄まじい風が吹き抜けたので、彼女のものであった七つの宝石が散らばって飛び、魔峰の固い山肌を砕いて清き水を湧きださせたのである。

 グリーンオーブともよばれる天の翠玉(エメラルド)が一の谷を流れださせ、ブルーオーブの名を持つ天の青鋼玉(サファイヤ)が二の谷を、レッドオーブなる天の紅玉(ルビー)が三の谷を、パープルオーブである天の紫水晶(アメジスト)が四の谷を、イエローオーブと讃えられる天の黄玉(トパーズ)が五の谷を、そしてシルバーオーブと崇められた天の銀(シルバー)が六の谷をなした。たが唯ひとつ、ブラックオーブの名を借りる黒金剛石(ヘマタイト)だけは深い雪に落ちて埋もれ、その行方を知るものはいない。


 絵解き 精霊ルビス伝説

 

 

Aliahan
© Aliahan Castle. All rights Reserved.